鈴木です。
テーラーメイドは結構早いサイクルで新しいクラブを発売します。
今回は、そのテーラーメイドのドライバーです。
SLDR Sドライバーです。
前作のSLDRは低スピン弾道が打ちやすく結構人気が出ましたが、ヘッドのカラーは白ではなくなったので、その辺は不評だったのかな?
今回は、また白に戻りした。
カラーが白になっただけではなく、中身も若干変わりはあるようです。
まずは、ネック形状。
テーラーメイドの代名詞?である、ロフト角・ライ角が変えられる機能がなくなっています。
スッキリして構えやすいですが、SLDRを使用していて同じシャフトを流用しようとしていた方は「なんだよ、使えないのかよぉ」って感じですね。
もちろん変わっていないところもありまして、18gのウエイトをスライドさせて重心距離を変えることができる機能は健在です。
このウエイトをスライドさせると、かなりクラブの性質は変わります。
つかまりだけでなく、クラブの重さの感じ方も変わります。
ウエイトをFADEの方にすると、重心距離が長くなりクラブが重く感じます。
重さといえば、このクラブはSLDRよりヘッドが約10g軽くなっていて、楽に振ってヘッドスピードを速くできるようにしているらしいです。
でも、バランスは逆に重くなっているんです。
長さは同じなんですがねぇ。
カチャカチャできるスリーブが無くなったのが関係してるんでしょかね。
さて、打った感じですが、SLDRより確実に上がりやすくなっています。
打ち出し角が少し高くなって、バックスピン量も増えています。
増えているといってもそんなに多くはないので、しっかり飛ばせるクラブです。
つかまり具合は、つかまりづらい部類ですね。
左に行くのが嫌いな僕でも安心して振れるくらいです。
ヘッドが軽くなっていることやボールが上がりやすくなっていることを考えると、SLDRより少し易しくしたように思います。
とは言っても、楽に振って飛ばせるクラブではないので、それなりのヘッドスピードとボールを上げて捕まえられる技術がないと使いこなせません。
男子プロでもこのモデルにスイッチしているプロもいるので、アマチュアの方もスイッチする方が増えるかな?
僕もちょっとコースで試してみたくなってます。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木