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三菱レイヨン FUBUKI J

鈴木です。

 

 

今回は、前回の記事のテーラーメイド SLDR Sの試打クラブに挿さっていたこのシャフト。

fubuki J (1)

 三菱レイヨンFUBUKI Jです。

FUBUKIのシャフトは3代目。

今回の特徴は、カウンターバランスになっているところ。

比重の重いタングステンパウダーを練りこんだ樹脂シートをシャフトの手元側に組み込むことで、カウンターバランスにしています。

これによって、重いヘッドに挿したり長尺に仕上げてもバランスが重くなりすぎずに振りやすくなります。

そして、手元側の重さを感じながらスイングすることで、手元の浮きを抑えてインパクトゾーンを低く長く保つことができるんだそうです。

 

 

さて、振った感じですが、結構硬めの印象。

カタログでは中調子になっていますが、手元側が撓る感じがします。

ただ手元側が撓るといっても、これまでのFUBUKIシリーズより手元側はしっかりした感じで、今までの物よりは中間部分寄りが撓る感じです。

タングステンパウダーが練りこんであるのが関係しているのかな?

結構硬めの印象だったのは、撓り幅が小さく感じたんです。

切り返しで手元側が少し撓り、インパクト付近でも先端部分はそんなに動かないんですよ。

で、中間部分も硬いんです。

中間部分が硬いと、ボールを弾き飛ばすような感覚がします。

このシャフトは中間部分が硬いので、その弾き感は強いです。

僕の場合、弾き感が強いとつかまりすぎることがあるんです。

切り返しでシャフトが撓りきらないと、つかまってしまい思わねフックが・・・

このFUBUKI Jは基本的につかまりづらいシャフトですが、撓り幅が小さいので軽く振ると手元側の撓りより弾き感が強くなりつかまります。

しっかり振れば振るほど切り返しでシャフトが撓り、ヘッドが遅れてくるのでつかまりづらくなります。

 

 

トータルして考えると、楽に振って飛ばしたい方よりはしっかり振って左に行かせたくない方に向いていそう。

それと、重いヘッドを使ったり長尺にしたい方にも良いですね。

撓り幅が小さく弾き感が強いので、シャフトの動きは結構シャープ。

切り返しでのタイミングが狂うとシャフトがミスを吸収してくれないので、スイングが安定していないと難しく感じるかもしれませんね。

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

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