鈴木です。
先月来日したバッバ・ワトソン選手の飛距離は凄かったですね。
今回は、そのバッバ・ワトソン選手が契約しているPINGのドライバーです。
PING G30 ドライバーです。
バッバ・ワトソン選手はピンク色にしていますが、通常はマットブラックです。
今回の最大の特徴は、クラウン部分にあるタービュレーターと呼ばれるもの。
この突起がそれです。
これによって、空気抵抗が軽減されてヘッドスピードがアップするらしいです。
構えた感じですが、PINGのドライバーらしく、シャローバックになっていて投影面積が大きいです。
重心距離を長くして重心深度を深くして、操作性より安定感を重視した作りですね。
フェースの向きは結構オープンフェースです。
PINGは「G」と「I」の2種類のシリーズがありますが、Gシリーズは比較的易しく捕まえやすいシリーズ。
その割には、構えた感じは捕まらなそうな顔つきです。
そういえば、タービュレーターは、僕は全然気にならなかったです。
さて、打った感触ですが「曲がらないっ!」というのが第一印象。
普段、小振りのヘッドを使用している僕にとっては、この曲がらなさは衝撃的でしたね。
チーピン持ちの僕が打っても、チーピンが出る気配がしないくらい。
ただ、トップでフェースを必要以上に開いてしまうとスライスが多く出てしまいます。
Gシリーズの割には捕まりやすくはないです。
弾道の高さは中弾道で、バックスピンも少な目。
PINGのドライバーは、ヘッドが重いのでボール初速が速くなりやすい点もあり、飛距離性能は高いと思います。
しかも、このドライバーには新しいチタンフェースが採用されていて、反発力が増しているそうです(メーカーの方が言っていました)。
これも飛距離性能に大きく関わっているようです。
あっ、タービュレーターでヘッドスピードが上がったかどうかは、残念ながら僕には分かりませんでした。
音はちょっと高めで大きめなので、この辺りは好みが分かれるところですね。
元々ヘッドが小さいクラブが好きで大きいクラブは敬遠していたんですが、このクラブはかなり惹かれます。
曲がりづらいというのは、大きな魅力ですよね。
しかも飛距離性能も高いときたら、飛んで曲がりづらいクラブになるわけですよ。
しかも、純正シャフトだと値段もそんなに高くない。
そういえば、純正シャフトは結構硬いです。
普段より1フレックス落としても大丈夫な方も多いはず。
このクラブが合う方は、トップでシャットフェース気味でフェースローテーションが少な目で、ある程度パワーがありオートマチックにボールを曲げずに打っていきたい方には丁度いいかもしれません。
スライスを抑えたい方向けに、SF Tecというバージョンも用意されています。
こちらは捕まりを良くしたバージョンになりますので、どちらが合うか試してみた方がいいですね。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木