鈴木です。
先日、8種類ものボールを入手したんですが、予想通りコースに行く機会がないのでショートゲームだけのボールのプチインプレッションです。
まずは、ブリヂストンゴルフ TOUR B330シリーズです。
前作は、対応ヘッドスピード別の2種類・飛距離性能重視とスピン性能重視別の2種類の計4種類でしたが、今作は2種類になりました。
対応ヘッドスピードが遅めのタイプはなくなりました。
今作の改善ポイントは分かる限りでは2点。
一つは、スーパーハイドロコアというボールの中心側のコアを柔らかく外側のコアを硬くしている構造。
これは前作も一緒ですが、今作は中心側をより柔らかく・外側をより硬くして硬さの差をより大きくしたらしいです。
この構造の方が、ドライバーなどのロフト角が立ったクラブでのショットでスピン量が少なくなるそうです。
そして、もう一つは今回の最大ポイント。
スリップレスバイト・コーティングというコーティングです。
このコーディングをすることで、スピン性能が向上し、おまけにボールに傷がつきにくくなったそうです。
あっ、もう一つ変わった点があります。
実は、パッケージが少し大きくなったんですよ。
前作は他のメーカーより少し小さかったらしいんですが、今作は他のメーカーと同じくらいの大きさらしいです。
メーカーの方から聞いた話だと、今回のコーティングにしたことで、今までのパッケージだとボールがパッケージに引っかかってしまい、工場でボールが上手くパッケージに入らなかったので大きくしたそうです。
このコーディングは、それだけスピンがかかり易いのかもしれませんね。
さて、10ヤードくらいの短いアプローチとパッティングの感触ですが、まずはソフトな打感とスピン性能重視のTOUR B330Sから。
アプローチに関しては、確かにスピンがかかります。
低めに飛び出し、キュキュッとスピンがかかり止まります。
前作と比べると、ちょっとボールが勢いよく飛び出すかな。
おそらく、スーバーハイドロコアの外側のコアが硬くなったことが影響しているのかもしれません。
パッティングに関しても、前作よりボールが勢いよく飛び出すように感じます。
アプローチにしてもパッティングにしても、フェースにあたった瞬間は前作よりソフトに感じるんですが、打った後は前作よりしっかり感があるんです。
ボールが潰れる感じが少なくなって、反発力が増した感じかな。
でも、前作と比べるとそう感じただけで、ソフトな打感とスピン性能は謳い文句通りですね。
続いてしっかりした打感と飛距離性能を求めたTOUR B330X。
アプローチに関しては、TOUR B330Sより少しだけスピン量が少ない気がします。
弾道の高さは、ちょっと芯を外したときに高く上がるときはありますが、しっかり芯でとらえれば低めに飛び出します。
こちらも、前作より若干ボールが勢いよく飛び出すかな。
パッティングに関しては、TOUR B330Sと逆の印象。
打感はTOUR B330Sよりしっかりしていますが、ボールが飛び出す勢いは抑えられた感じ。
この違いは打つ前の予想と逆だったので意外でした。
しかし、このボールの魅力はショートゲームよりショットの方にあると思うので、僕のプチインプレッションでは魅力を伝えられませんね。
どちらのボールも、ショートゲームで満足して使用できるボール。
TOUR B330Sに関しては、マスターズトーナメント終了後にプロ宣言したブライソン・デシャンボー選手がボール契約を交わしたボール。
使用するギアには並々ならぬこだわりがある選手が「このボール以外、考えられない!」と言うくらいですからねぇ。
製品精度が高いというのも、契約を決めた理由らしいです。
製品精度が高いと聞くだけで安心感がもてるので、それも魅力の一つかもしれませんね。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木