鈴木です。
一回飛ばして、再び本間ゴルフのドライバーです。
本間ゴルフ TOUR WORLD TW737 455 ドライバーです。
前回の460との比較になります。
このモデルは、直進性を安定させるモデルだそうです。
つまり、曲がりにくいというわけですね。
カタログの数値を見る限り、こちらの方が重心距離は短いんですが重心深度がかなり深くなっています。
その重心深度の分、直進安定性が増すんだそうです。
たしかに、ソールのウエイトが後ろ側に付いてますね。
フェースの高さは少しシャローフェースで、ヘッドの後ろの方は厚みがあります。
ヘッド体積は456㏄と、460とは4㏄しか変わりませんが、その差以上に小さく見えます。
構えた感じは、オープンフェースで左に行きづらそう。
460に比べて少しライ角がフラットなこともあり、こちらの方が左を気にせずに安心して構えられそうな顔つきです。
少しトゥ側にボリュームがあるので重心距離が長くなっているようにも見えるので、この点でも左に行きづらそうに見えますね。
さて、打った感触ですが、やはり左は気にしないで打てそうな印象です。
カタログでは、重心角が大きめだったのでつかまり易いのかと思ったのですが、フェースターンがゆっくりでつかまり過ぎを防いでくれます。
460よりは重心深度が深いのが影響しているらしく、バックスピン量が増えます。
460と比べると、300~400回転くらい多かったかな。
ボールの初速に関しては460の方が速かったです。
ただ、こちらの方がバックスピン量が多くフェースターンが速すぎないのでドローヒッターは安心して打てると思います。
打感は、460よりボールが吸いつく感じがあり柔らかいです。
その分、球離れも遅く感じます。
打音も少し静か。
455の試打クラブには、VIZARDの3種類のシャフトが全て揃っていました。
しかも、全て60g台のSシャフトだったので、比較しやすかったです。
先調子である緑色のEX-Aは、ボールが浮きやすくつかまりを助けてくれるシャフト。
中調子である赤色のEX-Cは、弾き感が強いダブルキックポイントのシャフト。
手元調子である青色のEX-Zは、手元部分が撓り動きがゆっくり目で左が気にならないシャフト。
僕のお気に入りは、手元調子のEX-Z。
切り返しで手元部分が他の2種類より大きめに撓るので、タイミングが取りやすかったです。
逆に中調子のEX-Cは合いませんでした。
中調子なんですが中間部分がやたら硬く感じてしまい、撓りを感じにくくてタイミングが取れなかったんです。
しかも、撓りが戻るスピードが結構速く、ちょっと球が暴れてしまって・・・
これがはまる人は飛ばせるシャフトなんでしょうね。
カタログでは癖のないシャフトとなっていましたが、やはりシャフトは相性がありますね。
先調子のEX-Aも好印象です。
どの種類も結構しっかりしているので、硬さは見栄を張らないで選択した方がよさそうですよ。
特に僕にとってはEX-Cは硬かったなぁ・・・
飛距離性能は460の方が高く感じましたが、安定性は455の方が上かな。
どちらも良いクラブなので、欲しくなっちゃいますね。
445と450は見たことも打ったこともないので、気になっているクラブです。
本間ゴルフのクラブは、増々魅力が増してきましたね。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木