鈴木です。
ちょっと打ちたかったシャフトですが、なかなか試打シャフトが無く諦めていたシャフトです。
グラファイトデザイン TOUR AD DI HYBRIDです。
行きつけのショップの方に何のヘッドでもいいからこのシャフトの試打がないか駄目元で聞いてみたところ、シャフトメーカーから直接借りてくれました。
聞いてみるもんですね。
ついでなので2本借りてもらいました。
DI-95のSとXの2本です。
このシャフトは70g台から100g台までの4種類の重量があります。
僕にはこのくらいの重さが良いかな。
カラーリングは、ウッド系のDIと同じくオレンジ。
男子ツアーでは、まだ見かけるカラーですね。
肝心の打った感触ですが、ウッド系のDIと同じように中間から手元側が撓ってヘッドが遅れてくるシャフトですね。
そこそこのヘッドスピードがないと撓りづらいですが、撓り幅はそんなに小さく感じません。
先端部分はしっかりしていて左には行きづらい。
そして、抑えた弾道が打ちやすく上がりやすいシャフトではないです。
やはりDIと名のつくシャフトだけあって、ウッド系のDIとターゲット層は似ているかな。
で、ちょっと意外だったのはSとXの打ちやすさ。
僕のヘッドスピードはドライバーで47m/sくらい。
スイングテンポは速い方だけど、比較的柔らかいシャフトの方が好き。
そんな僕が打ち比べた結果、このシャフトはXの方が打ちやすく感じたんです。
因みに、バランスはD3に合わせてみました。
Sは切り返しで撓ったシャフトがインパクトにかけて戻ってくるスピードが遅く、左には行かないがちょっと振り遅れるような感覚が残ることが多いんです。
しかも、低い球を打とうとしたときなどに切り返しが少し早くなるだけでダフリやすく、ちょっと操作しづらい感じがしました。
一方Xは、切り返しで撓ったシャフトが戻ってくるスピードが速く、ダウンスイングで自分が意図した位置にヘッドがあるような感覚があり操作性抜群という感じ。
戻ってくるスピードが速い分つかまりも良く、右にすっぽ抜けるような球も出ません。
つかまると言っても、左が怖いようなつかまりではありません。
このシャフトを選ぶなら、僕ならXだな・・・
もし僕がこのシャフトを入れるなら、今はまだ現役で活躍中の7Wに替わるUTに入れるかな。
そのくらいの長さのUTだと、DI-95が丁度良い重さだと思い借りてみましたが、ドンピシャという感じ。
ヘッドは目を付けている物があるので、先立つ物ができて決心がついたら買うかも・・・
まぁ、その決心がつくのが非常に遅いので、手に入るのがいつになるのやら・・・
話はそれますが、研修生時代にいた栃木ではドンピシャのことをチョピッタって言ってる方が居ました。
チョピッタ→丁度ピッタリの略・・・だそうです。
こっちでも流行らそうかな・・・
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木