ゴルフお役立ち情報です。第四十二回目は「スパットを作る」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
コースでの練習にて

今日はショートコースでの練習です。残り30ヤード地点になりますね。では、グリーンを狙ったショットをしてみましょう。

分かりました。では、ピンを狙ってショットします。

おや?ずいぶん右を向いてアドレスしていますね。それだと、ピンの5ヤードくらい右を狙ったアドレスですよ。

え?自分としてはピンを向いているつもりなんですが、そんなにずれているんですか?

そうです。右を向いてしまう方は多いですね。原因はいろいろあると思いますが、まずは対処方法を覚えましょう。対処方法としてはアドレスに入る前に、スパット(目印)を見つけることです。

スパットですね。見つけるコツはあるでしょうか?

スパットを見つけるには、まずはボールとターゲットを結んだボールの後方に立ちます。その時、ボールから少し離れて立ちます。

離れて立つんですね。どのくらい離れるといいでしょうか?

3メートル位は離れましょう。離れることでボールとターゲットを一つの視界の中に入れることができ、顔を上げ下げしなくてもスパットが見つけやすくなります。

なるほど、普段はボールのすぐ後ろに立っていました。確かにボールから離れるとスパットを見つけやすいですね。

スパットはボールの近くに見つけるようにします。ボールの近くに見つければ、アドレスを取った時に顔の向きを変えずに目線を少し変えるだけでフェースの向きをスパットに合わせることができます。

あっ、今までスパットは結構ボールから離れたところに作っていました。それだとスパットの意味があまりなくなってしまいますね。

そうです。ボールの近くが大切です。スパットが遠くにあると、フェースの向きをスパットに合わせづらくなります。アドレスに入る時はそのスパットにフェースの向きを合わせてからスタンスを取ります。先にフェースの向きを合わせることが大切です。もしスパットにフェースの向きを合わせづらければ、ボールの後方にスパットを見つけるとターゲットに向いたラインがイメージしやすくなります。

ボールの後方にもスパットを見つけるんですね。それはやったことがなかったです。では、その手順でアドレスに入ってみます。

スパットに合わせると、ずいぶん左を向いているように感じます。

それでグリーンセンターに向いていますよ。まずはその景色を覚えて慣れることが必要です。練習場でもマットと違う向きにターゲットを作って練習することも必要ですね。

分かりました。今日は真っ直ぐターゲットに向いているように感じませんが、これでプレーしていきます。