ゴルフお役立ち情報です。第四十六回目は「練習場でも風の影響を考える」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
練習場にて


あれ?今日はやけに弾道が低いな・・・

どうしましたか?良いショットを打っているように見えましたが、しっくりきませんか?

いえ、スイングした感じも打った感触も良いんですが、今日はやけに弾道が低いんです。何が普段と違っているのか分からなくて。

なるほど。それは風のせいですね。良いショットですよ。

風ですか?たしかに今日はフォローの風が吹いていますが、フォローだと普段より飛距離がでるだけじゃないんですか?

風の強さにもよりますが、フォローの風が強いとボールは上がりづらく、場合によっては普段よりキャリーが出なくなることがあります。

え?そうなんですか?てっきりフォローだと飛ぶものだと思っていました。

風の強さやプレーヤーによっても変わります。以前、フォローでの注意点でもお話ししましたが、ショットをするとボールには浮力がかかるバックスピンがかかります。フォローだと、そのバックスピンがどんどん解けてしまいボールが上がりづらくなってきます。なので、微風だとそこまでバックスピンが減らず、逆に空気抵抗は減るので飛距離が出ることが多いですが、強風になるとボールがお辞儀してキャリーが出なくなることがあります。ランは普段より多くなりますが・・・

なるほど。バックスピン量の変化でボールが上がらないわけですね。

そうです。プレーヤーによって変わる点ですが、ボールスピードが速い・ボールの打ち出し角度が高い・元々のバックスピン量が多く弾道が高い等、比較的ヘッドスピードが速い男性だと風が多少強くてもキャリーが出る傾向があります。逆に一般的な女性のヘッドスピードだと、ショートアイアンでもキャリーが落ちることも多いです。

コースでもこんなに弾道が変わるんですか?

練習場のボールとコースのボールはいろいろ違いがあります。コースで使用するボールは練習場のボールより風の影響が少ないので、練習場より弾道の変化は少なくなります。

ボールの種類によっても変わるんですね。そういえば、最近出たニューボールをツアープロが打って「今度のボールは風に強い」なんて言っていますね。

ボールの進化は凄いんですよ。
この季節は風が強い日がありますからね。練習場でもコースでも風の影響は常に考えておきたいですね。練習場で風がある日に普段と違う弾道が続いても、風の影響も考慮して焦らずに練習することが大切です。慌ててスイングを変えようとすると、せっかくの良いスイングを崩してしまいかねませんからね。因みに、アゲンストは逆にボールが上がりやすくなります。
あとは、風が強い日だからこそ風の影響を考えて低い球を打つ練習をしたりボールを曲げる練習をしてみるのも良いと思いますよ。アゲンストはよく曲がりますが、フォローは曲がりづらくなりますからね。

なるほど。良いチャンスと捉えればいいですね。










