ゴルフお役立ち情報です。第二十三回目は「ライの見極め」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
ライの見極め

今日はコースでのレッスンです。普段どのようにラウンドしているか見てみたいので、何ホールか普段通りラウンドしてみましょう。

分かりました。
3ホールプレー後

さて、3ホールプレーしましたが、ちょっと気になるポイントがありました。それは、どんなライからも普段通りフルショットをしているというポイントです。

なるほど。たしかに、残り距離を考えてその距離のクラブを持ってあとはフルショットするようにしています。

ゴルフ場は練習場と違っていろいろなライがあります。傾斜はもちろん、逆目のラフや薄いライ等、ライによってそれに応じたショットを選択することが必要になってきます。

たしかに傾斜は気にしていますが、芝生の状態はあまり考えていなかったです。

まずはライの見極めをすることが大切です。プロや上級者はどんなライからも普通に打てるわけはなく、そのライに応じたショットを選択できそれを普段から練習しているのでコースでも打てるのです。

なるほど。平坦なところからだと普通にショットができないといけないと思っていました。では、どのようなショットが適しているのでしょうか?

ライによって注意点は違いますが、飛距離を少し落としたコントロールショットを覚えておくといいです。

コントロールショットですね。それはどのように打つのでしょうか?

グリップを少し短く持ち、振り幅を抑えることで10ヤード位飛距離を落とせるようにします。その際、悪いライからだとしっかりダウンブローに打ちたいライが多いので、普段よりボール1個くらいボールを右側に置いて打つように練習しておきましょう。

練習場の人工芝でも薄い箇所があると思います。たまにはそういう所にボールを置いて打つ練習もしておくとコースで役に立ちますよ。

なるほど。普段から練習しておかないといけないですね。それにしても、コースで上手く打てなかったのは技術のせいだけではないということですね。

そうですね。ライを見極めて状況判断を的確にできるとミスショットも減ってきます。

分かりました。最近、練習場では上手く打てているのにスコアが伸びずにいたので、納得です。

もちろんアプローチもしっかりライを見極めて、そのライに適したショットを選択できるようにしましょう。