ゴルフお役立ち情報です。第十八回目は「悪いライからのアプローチ」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
悪いライからのアプローチ
先生、この時期、まだ薄いライがあるじゃないですか。そういう所からのアプローチが上手くいかないんですが、何かいい方法はないでしょうか?
なるほど。普段は、アプローチでどのクラブを使っていますか
ほとんどサンドウェッジです。
なるほど。薄いライからサンドウェッジで打つのは結構難しいですよ。
そうなんですか?1本のクラブで何でもできる方が良いのかと思っていました。
アプローチの上手な人は、1本のクラブで何でもできるというよりは、その場に応じた最適のクラブで最適の打ち方が選択できるんです。技術はその次ですね。
なるほど。まずは状況判断が大切というわけですね。
そうです。そこで、使用するクラブですが、まずはアプローチウェッジやピッチングウェッジを使ってみましょう。ロフト角が立ったクラブでピッチエンドランやランニングアプローチを選択していきます。
ロフト角が立っているクラブだと、7アイアンとかでもいいんですか?
もちろん7アイアンでもいいんですが、普段サンドウェッジを多用していることを考えると、7アイアンではどのくらいランが出るかイメージしづらいと思います。まずはアプローチウェッジやピッチングウェッジを使ってみましょう。
打ち方で注意することはありますか。
少しボールを右に置いてダウンブローに打ちます。ただ、あまり鋭角に打とうとするとザックリが出やすいので、極端にコックを使うよりは普段通りのコックで大丈夫です。弾道は低くなりランが出るので、場合によってはグリーン手前にワンバウンドさせることを想定することもあります。その場合は、あまりやさしく打とうとするよりは、振り幅を小さくして少ししっかり打つ方が向いています。
分かりました。まずはアプローチウェッジで練習してみます。