ゴルフお役立ち情報です。第二十二回目は「芝生の長さによってティーの高さを変える」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
芝生の長さによってティーの高さを変える
先生、最近ドライバーショットでテンプラが多いんです。
なるほど。最近、練習場で調子が落ちているようには見えないですからね。コースならではの問題があるのかもしれませんね。では、今日のコースレッスンで見てみましょう。
では、打ってみます。
バシッ!
あっ!今のショットもテンプラになってしまいました。
そうですね。ただ、スイングが急に変わってしまっているようには見えませんでした。ちょっと気になる点はティーの高さですね。
ティーの高さですか?でも、以前から同じティーを使っていますよ。
そうです。その同じティーを同じように刺すのが問題なんです。
??
どういうことですか?
Aさんは段付きのティーを使っていますね。そして、いつもその段を地面にピッタリつけるように刺しているようです。この時期は夏に比べて芝が伸びなく寝ている場合が多くなります。もちろん、それはティーイングエリアも例外ではありません。コースにもよりますが、芝生が寝ている時期に同じようにティーを刺すとティーが高く感じてしまいヘッドがボールの下に入ってしまいやすくなります。
なるほど、それでテンプラになってしまうんですね。
同じようにショットしたいと考えた時は、時期やホールによってティーの刺す長さを変えてみることも必要になります。段付きのティーがいけないわけではないので、そのままのティーでも問題ないですよ。その際、芝生が薄いところは結構深く刺す感じですね。