ゴルフお役立ち情報です。第二十九回目は「バンカーですくい上げないようにするには」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
練習場のバンカーにて
先生、最近バンカーショットが上手くいかないんです。
なるほど、ではバンカーショットの練習をしてみましょう。
バシッ! バシッ!
う~ん、やっぱり上手く打てません。
確かに砂を多くとって飛距離が出なかったり、ホームランになってしまうことが多いですね。ボールを上げようとする意識がありますか?
ありますね。なかなか脱出ができないことがあるので、高く上げたくなっていますね。
なるほど、それが大きな原因になりますが、すくい上げるフォームになっていますよ。
えっ!本当ですか?
ダウンスイングから右膝を左に送るようにしてスイングしているので、上体が右に大きく傾いています。
そうすると、スイングの最下点がボールの手前になってしまい、いわゆるアッパーブローになってしまいダフリ過ぎたりトップしたりが多くなってしまいます。
なるほど、すくい上げないように意識する他に対応策はありますか?
そうですね、スタンスをとるときに右つま先の向きを外側に向けて「逆ハの字」を作ってみましょう。そのままベタ足気味に振ると右膝を送りにくく上体の傾きを抑えることができます。
なるほど、早速やってみます!
バシッ! バシッ!
あっ!簡単に脱出できました!なるほど~、アドレス一つですくい上げる打ち方を抑えることができるんですね。
特にバンカーはすくい上げたくなりますが、絶対すくい上げないようにしたいところですね。ボールが上がりやすいクラブを使用するところですから、クラブと自分を信じてすくい上げずにスイングしましょう。