ゴルフお役立ち情報です。第三十二回目は「フェースを開かずに打てるピッチショット」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
練習場にて
今日はサンドウェッジを使ってピッチショットの練習をしましょう。
ピッチショットとはどんなショットですか?
アプローチで、ボールを高く上げてランを少なくするショットです。
あっ、フェースを開いて左に向いて打つショットですね。私はフェースの向きと違う方向にスイングするのが苦手なので、ピッチショットはうまく打てないんです。
なるほど。でも、ピッチショットの打ち方は他にもあるんですよ。フェースの向きもスタンスもターゲットラインに向けて打つこともできます。
そうなんですか!是非やってみたいです。
まずアドレスで通常のショットと変えるところは、普段よりハンドレイト気味に構えること。
ハンドレイトとは何でしょうか?
ハンドファストとは逆で、グリップの位置をヘッドより右側にセットすることです。
なるほど。それだとフェースは上を向きますね。
その時の注意点としては、グリップはやさしく持ち左肘に少しゆとりがあった方がいいですね。そして、ショットの際に注意したいポイントがありますが、ここが重要なポイントです。アドレス同様にインパクトもハンドレイトにするんですが、必ずソールが地面を擦ること。フェースがボールに当たる前にソールが地面を擦る意識を持ってみましょう。
それだとダフッてしまうんじゃないでしょうか?
ハンドレイトに構えているのでリーディングエッジが地面に刺さることはありません。いわゆるバウンスを使って打つのでかなり手前の地面を擦らない限りダフリにはなりません。
なるほど、やってみます。
バシッ!バシッ!
本当だ!簡単にボールが上がる!しかもターゲットに構えられるので振りづらくない!これは簡単ですね。
フェースにボールが乗っている感覚がつかめるといいですね。あとは距離感をつかむことが必要ですね。やはり、ボールが上がる分、飛ばなくなるのでスイングを少し大きくする必要があります。ハンドレイトの度合いは、どこまでできるか個人差があります。自分でどの辺までグリップを右にセットして打てるかいろいろ試してみましょう。