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ゴルフお役立ち情報「ラウンド前の朝の練習」について

お役立ち情報

ゴルフお役立ち情報です。第三十三回目は「ラウンド前の朝の練習」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。

ラウンド前の朝の練習

INGゴルフスクール 鈴木コーチ

今日はコースでのラウンドレッスンです。スタート前に練習場でボールを打ってみましょう。

 
ゴルフお役立ち情報

分かりました。
バシッ! バシッ!

 
 
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う~ん、普段はドローボールがでるのに今日はスライスが多いな・・・
少しフェースを返すように振ってみるか。

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

ちょっと待ってください。スタート前の練習では普段通りの持ち球が出ていないときに、スイングを直そうとすると上手くいかないですよ。

 
ゴルフお役立ち情報

えっ、そうなんですか?でも、そのままコースに出てはほとんど右に飛んで行ってしまいそうです。どうしたらいいでしょう?

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

では、今は普段より平均してどのくらい右に飛んでいますか?

 
ゴルフお役立ち情報

そうですね、大体10ヤードくらいでしょうか・・・

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

なるほど、そんなに極端に右に飛んではいないですね。では、コースではターゲットより5ヤードほど左に仮想のターゲットをイメージして、そこに向かってアドレスしましょう。

 
ゴルフお役立ち情報

なるほど、右に飛ぶことを想定して向きを変えればいいんですね。でも、なんで10ヤード右に飛ぶのに10ヤード左に向かないんですか?

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

平均して10ヤード右に飛ぶとしても10ヤード左に向くのは「もし真っ直ぐ飛んだら危険」というように感じやすくなります。すると、そのまま左に飛ばないように無意識に右に飛ばすようなスイングになりやすくなり、ミスにつながります。また、5ヤード左に向いて10ヤード右に曲がってもターゲットより5ヤード右に飛ぶだけですから、さほど悪い結果ではないですよね。

 
ゴルフお役立ち情報

なるほど、なにも全部ターゲットに打とうとしなくてもターゲット近辺に飛べばいいのか。そう考えると、少し気持ちも楽にスイングできそうですね。

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

朝の練習で普段の弾道が打てていないときは、基本的には好調とは言えない状態ですよね。そんな時はまずは大崩れしないようにする意識を持つといいです。ラウンド中に閃きがあったり、普段通りの弾道が打て始めたらプランを変更すればいいですよ。

 
ゴルフお役立ち情報

臨機応変が大切なんですね。

 
INGゴルフスクール 鈴木コーチ

朝の練習では、スイング改善より今日のスイングの傾向を知ることが大切です。真っ直ぐの球や普段通りの球を打てるように工夫するのではなく、ターゲット(もしくはターゲット周辺)に飛んでいく球を打つ意識をしましょう。これは飛距離に関しても同じことが言えます。朝の練習場で普段より距離が出ていなくても、普段通りの距離を出す工夫をするより今日の飛距離を把握して、ラウンド中はその距離を基準にしてクラブ選択やショットの選択をするようにしましょう。

 
 
 
 
 
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