ゴルフお役立ち情報です。第八回目は「オープンスタンス」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
オープンスタンスについて
先生、アプローチで手打ちになりやすいんですが、何か良い方法はありませんか?
なるほど、それではオープンスタンスを試してみましょう。
オープンスタンスですか?
そう、オープンスタンスです。ダウンスイングで下半身を使いやすく、手打ちを防ぎやすくなります。
オープンスタンスは2種類あると考えておきましょう。一つ目は足の向きはフルショットと同じ向きで、左足と右足に段差を作ったオープンスタンス。
左足を少し引き右足を少し前に出しますが、体の向きはターゲットに対して平行に構えます。
このオープンスタンスは、通常のアプローチの時に有効です。
なるほど、確かにダウンスイングで腰が回しやすいですね。
もう一つのオープンスタンスは、まずスクエアに構えて、そこから両足の向きを左に向けます。
この時、体の向きはターゲットと平行に構えます。このオープンスタンスは、ランニングアプローチや左足上がりのアプローチに適しています。
なるほど。何故このオープンスタンスは、ランニングアプローチと左足上がりのアプローチに向いているんですか?
一つ目のオープンスタンスより、ダウンスイングでより腰が回しやすく、よりハンドファーストにとらえやすいからです。
なるほど。
このスタンスはバンカーショットでフェースを開いた時と同じと思っていいですか?
いえ、バンカーショットとは違います。
バンカーショットでフェースを開いた場合、足の向きだけでなく体の向きも左に向けますよね。
これは、スイングする方向も左に振りぬくからです。
ですから、バンカーショットの場合はオープンスタンスというより左に向いてアドレスをとると考えておいてもいいと思います。
なるほど、納得しました。