ゴルフお役立ち情報です。第九回目は「アドレスのずれ」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
オープンスタンスについて
先生、最近どうもバックスイングがしっくりこないんです。
なるほど、では打ってみましょう。
バシッ!
う~ん、なんだか腕だけ上がってる気がするんですよねぇ。
そうですね。確かにテークバックで体が回っていませんね。
しかし、その原因はアドレスにありそうです。
アドレスですか?
いつも通りに構えてるつもりなんですが・・・
上体が左に傾いていますね。
そうなんですか?
自分ではまったく感じ取れていません。
では鏡を使ってチェックしてみましょう。
あっ、本当だ!
かなり左にずれていますね。
アドレスの時にグリップの位置は体の中央より左。
ボールの位置も中央より左にあることが多いです。
そして、右打ちの方は、勢いよく体を回すのは左方向ですよね。
バックスイングよりダウンスイング以降の方がスイングスピードが速いですから。
確かにそうですね。
知らないうちにずれているんですね。
では、鏡を見ながら調整してその感覚を覚えてから打席でアドレスに入ってみましょう。
こうですね。
ずいぶん体重が右に多いように感じるんですが、鏡で見るとそんなことないんですね。
では、打ってみます。
バシッ!
あっ、テークバックのしやすさが全然違う!
アドレスでこんなに変わるんですね。
アドレスがずれると、普段のスイングがなかなかできなくなります。
良いスイングは良いアドレスから。
普段から鏡でアドレスをチェックしておくと、良いアドレスと良くないアドレスの差に気付きやすくなります。
ボールを打てば打つほど体の歪みは出てくるので、練習後半の方がずれやすくなりますよ。
コースでもクラブハウスの鏡などでチェックできるようにしておけるといいですね。