ゴルフお役立ち情報です。第十一回目は「テキサスウェッジ」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
テキサスウェッジについて

先生、このくらいのグリーンのすぐ近くからのアプローチが苦手なんです。

なるほど。
アプローチに使うクラブはアイアン・ウェッジだけと考えずにパターも選択肢に入れてみましょう。

えぇ~!
ここからパターですか?
でも、こんなに傾斜があるのにパターでいけるんでしょうか?

パターを選択する際に大事なポイントは、傾斜よりもグリーンに乗るまでの芝生の長さ。
芝生がそんなに伸びていなければ、このくらいの傾斜は駆け上がっていきます。

なるほど。
傾斜に気を取られていて気づかなかったけれど、たしかに芝生は長くありませんね。

ではやってみましょう。
コツン!

あっ、本当だ!
駆け上がっていきますね。

考え方として、ピンに寄せようと思わずに多少大きくてもいいと思いしっかりストロークすることが大切です。
このくらいの傾斜で打てるということは、もう少し傾斜がない所はもっと気楽にパターを選択できますね。

たしかに、このくらいのところはなんてことなさそうですね。

ライが悪いところなんかは特にお勧めです。
それと、ちょっとしたコツなんですが、アドレスの際少しボールを左側に置きハンドレイトにしておくと良いですよ。

それはなぜですか?

こうすることでインパクトの時に少しロフト角が寝て芝生の上をジャンプしながら転がって行くので芝生の抵抗が少し減るんです。

本当だ!
これなら、そんなに芝生の抵抗を気にし過ぎなくてすみますね。

グリーン周りからパターを使うことを、テキサスウェッジなんて言うんですよ。
格好良いネーミングでしょ?