ゴルフお役立ち情報です。第十二回目は「バンカーでのグリップ」についてです。是非日々のゴルフにお役立てください。
バンカーでのグリップについて
先生、バンカーショットでフェースを開くのが苦手なんですが、良い方法はないでしょうか?
そうですね、バンカーのあごが高かったり近かったりしなければフェースを開かなくても脱出できますが、高い球を打ちたい場面もあるでしょうから、そうするとフェースを開きたくなりますね。フェースを開いたときにやりにくく感じる点はどの辺りですか?
フェースを開くとスタンス・体の向きはターゲットより左に向くけれど、フェースの向きはターゲットに向きますよね。そうすると、フェースの向きと違う方向にスイングすることになるんですが、それが気持ち悪くて上手くスイング出来ないんです。
なるほど。それでは左グリップをウィークグリップにしてみるのはどうでしょう?
ウィークグリップですか?
左グリップをかぶせずに開いて持つようにするんです。
実は、ウィークグリップはフェースを開いておくことと、やってることは同じことなんです。
そうなんですか?
フェースを開くショットはフェースを開いてからグリップしますよね。その時に、左手親指の位置を確認してみてください。グリップの文字の位置を基点に見てみると、普段より親指の位置が左側に来てると思います。これはウィークグリップと同じですよね。
本当だ!
つまり、フェースを開いてからグリップして、それからグリップしたままフェースを真っ直ぐに戻してみるとウィークグリップになるんです。そうすると、そのままショットするとインパクトではフェースが開き高い球が打てるようになります。もちろん少し右に飛ぶので、アドレスはターゲットより左に向きます。
なるほど、このフェースの向きだとスイングしやすいです。やってることは同じでも発想を変えるだけで違うものなんですね。
そうですね。自分に合ったスタイルを探してみましょう。