鈴木です。
久しぶりにマッスルバックのアイアンを打ってみたくなったので打ってみました。
ミズノ MP-5アイアンです。
最近のマッスルバックは、重心の位置が低くなりそんなにダウンブローに打たなくても上がり易くなっています。
このクラブのその類で、結構重心の位置が低そうです。
ヘッドの下の方がかなり肉厚になっていますからね。
さて、構えてみたところ、コンパクトなヘッドでグースもなくスッキリした形状。
さすがにマッスルバックなので、易しくは見えませんがアスリート系ゴルファーにとっては構えやすいんじゃないでしょうか。
打った感触ですが、さすがミズノのマッスルバック!
打感が気持ち良いです。
柔らかいのはもちろん、ボールが潰れるような感触がしっかり手に伝わってきて弾道をコントロールし易く感じます。
僕はウェッジとパター以外はあまり打感に拘らないんですが、この打感は打っていて楽しくなりますね。
弾道は、バックスピンがしっかりかかった高弾道。
ロフト角が寝ている(試打クラブは6アイアンで30°)ので高くは上がり易いんですが、やはりそんなに打ち込まなくてもボールは上がるんです。
マッスルバックも易しくなってきましたね。
ただし、ロフト角が寝ている分飛距離ははあまり期待できません。
今のエースクラブのスリクソンZ725と5ヤードくらいの距離の差かな。
それと、もう一つ易しくなったと感じた部分はミスヒットしたとき。
マッスルバックのわりには、飛距離・球の高さが落ちにくいです。
ただし、マッスルバックのわりにはという範疇でとらえてください。
僕が打つと、やはりハーフキャビィティ―のスリクソンZ725の方が飛距離・球の高さが落ちにくいです。
でも、マッスルバックのアイアンは打ちやすく感じるんですよねぇ。
打っていて、ダウンスイングの途中でヘッドの抵抗を感じないんです。
僕にとっては、ヘッドが大きかったりすると打っていてヘッドが邪魔に感じるんです。
そういう点では、マッスルバックの方が邪魔に感じないのでミスヒットする機会が減るんですよ。
しかも、フェースの向きが機敏に変わるので、持ち球以外のフェードが打ちやすいのも魅力です。
それと、このクラブはヘッドの抜けが良いんです。
ソール形状が「ルークソール」という、ルーク・ドナルド選手が監修した丸みを帯びたソールになっています。
リーディングエッジ・ソール全体・トレーリングエッジ(ソールのバックフェース側)の3点に丸みがあります。
人工芝でも、十分抜けの良さが分かります。
このクラブは、安定感より操作性を求める方に使っていただきたいクラブですね。
マッスルバック形状のアイアンが使いたくて、少し易しいクラブを探している方にピッタリのクラブ。
イメージとしては、今までのマッスルバックのアイアンとハーフキャビィティのアイアンの中間的なアイアンです。
僕も、もう少しゴルフにかける時間があったら使いたかったなぁ。
いや、頑張って使ってみようかな?
と思うくらい、魅力的なクラブです。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木