鈴木です。
ちょっと変わったボールのご紹介です。
muziiku(ムジーク) コルテオ ライト ボールです。
何が変わっているのかというと、ライトという名の通りボールが軽いんです。
39は39gで42は42gだそうです。
通常、ボールは重くて小さい方が飛距離は出るんだそうですが、ルールで重いのと大きいのは制限があります。
でも軽いのと大きいのには制限はないんです。
しかし、あえて軽いボールを作ったのには理由があるはずですよね。
なんでも、スイングや体力に合ったベストなボールの重量があるんだとか。
合うボールの重量を使うことで、飛距離アップができるとのことです。
そんなわけで、パッケージに書いてあるのは、39はヘッドスピード37m/sまでの方、42はヘッドスピード42m/sの方に推奨だそうです。
まぁ、いつものごとくショートゲームのインプレッションになるので、飛距離に関しては分かりませんが・・・
まずは軽い39の方から。
まずアプローチで感じたことは、当たり前ですがボールが軽い。
フェースに当たった感触があまりなく、ボールが飛んでいきます。
スピン系に比べれば、少し前に飛んで弾道が高い感じ。
ディスタンス系と比べると、そんなに変わりはないのかもしれませんね。
もちろん、スピンは少ないです・・・
そして、ボールの重みを感じないので、芯を外したときに飛距離のロスが少なく感じます。
こんな利点があるとは思いませんでした。
パッティングに関しては、やはり軽い・・・
ボールを押すような感触が無く、慣れないと距離感が掴みづらいです。
打感は柔らかいので、優しく打てそうな気がします。
続いて少し重い42.
まずアプローチですが、軽さよりも硬さを感じます。
打感が柔らかい39を打った後ということもありますが、ちょっと硬いです。
弾道は39より前に飛ばないですが同じくらいの高弾道。
もちろんですが、ボールの重さは少し感じます。
パッティングに関しても、やはり硬さを感じます。
フェースに当たったら勢いよく前に飛び出すので、曲がるラインだと曲がり始めるポイントが思ったより先になるので、思いの外曲がらなく感じます。
ぴったりタッチの僕にとってはラインが合わない・・・
強めに打つタイプの方は良いかもしれませんね。
フルショットは打ったことはありませんが、女性にドライバーで打ってもらって弾道は確認しました。
無風やフォローは問題ないですが、アゲンストは要注意。
アゲンストは全然飛ばないんです。
強風じゃなくても影響が大きい。
特に39は顕著に表れます。
そりゃそうですよね。
トータルして考えると、飛距離アップよりミスヒットへの寛容さに魅力があるかもしれません。
おそらく、アプローチだけじゃなくドライバーとかでもミスヒットには寛容なんじゃないでしょうか。
メーカーのHPによれば、インパクト時のヘッドの衝撃度を研究した結果だそうです。
通常ミスヒットにした時は衝撃が強く感じるので、それをあまり感じないメリットは大きいんじゃないでしょうかね。
サンドウェッジでのリフティングも楽にできますよ。
芯を外したときの衝撃が小さく、ヘッドがぶれにくくボールもそこそこ上がりますから。
リフティングを続ける時の裏技として使えるかも。
ターゲット層は、ちょっと力が落ちてきたと感じる女性やシニアの方なのかな。
飛距離は同じ条件で通常の重さのボールと打ち比べてみないと分からないかもしれませんが、まずは無風の日に使わないと・・・
強風の日は要注意ですよ。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木