鈴木です。
発売開始からちょっと経っていますが、このボールのインプレッションです。
ダンロップ スリクソン Z-STAR ♦(ダイヤモンド)です。
このボールは数量限定発売品。
今のところ、6月でもまだ売っていました。
このボールの特徴は、アイアンでスピンが多くかかりやすいこと。
最近のボールの主流は、ドライバーで飛距離を出しやすくするために低スピンになりやすくなっています。
ロフト角が寝ているウェッジではスピンがしっかりかかるんですが、アイアンは微妙なところです。
そのアイアンでもしっかりスピンがかかるように作ったボールなんですね。
というわけで、このボールの真価はショートアプローチとパッティングだけでは分からないので、フルショットも含めたインプレッションになります。
まずはドライバー。
打感はノーマルZ-STARより少し硬いかな。
弾道ですが、Z-STARと同じくらいの弾道。
普段はタイトリスト PRO V1を使っているんですが、それよりはスピン量が少し多く感じます。
飛距離は風が強い日だったのでちょっと分かりづらかったですが、ゴルフショップにある弾道測定器で測るとZ-STARと同じくらい。
続いて肝心のアイアンでのショット。
謳い文句通り、スピンが多いです。
弾道測定器で測らなくても、弾道が明らかに違います。
試したのは6アイアンと8アイアンですが、どちらも今までの弾道とは違うめくれ上がるような止まる弾道。
このボールの特徴がしっかり出ました。
次はショートアプローチ。
アプローチはZ-STARと比べると、ちょっと弾く感覚がありキャリーが少し出ます。
スピンは効いているんですが、ボール初速が少し速いのでZ-STARの方が止まる気がします。
最後にパッティング。
打感は少し硬く感じます。
これも、アプローチ同様弾く感じがあるので、Z-STARやZ-STAR XVより転がる感じです。
このボールのコンセプト通り、アイアンでのスピンはしっかりかかります。
ドローヒッターでスピン量は多い方ではないので、アイアンで止まりやすいのは有難い。
その点では使ってみたい気もしますが、パッティングの弾く感じがちょっと合わないかな・・・
そして、気にいったとしても数量限定だとすぐ手に入らなくなってしまうこともあるかもしれない・・・
魅力はありますが、今回はエースボールになるかという点では遠慮しておきます。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木