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番手ずらし

鈴木です。

 

 

未だにアイアンのリシャフトを悩んでおります・・・

いろいろ候補があって、悩んじゃうんですよねぇ。

その候補の一つとして、MODUS³ TOUR105のXシャフトの番手ずらしというのがあるんです。

アイアンのシャフトは各番手用のシャフトが用意されている物が多いんですが、その番手をずらして7アイアンに6アイアン用のシャフトを入れたり、その逆を入れたりして7アイアンの長さにカットすることを番手ずらしと言います。

MODUS³ TOUR105は、Sだと撓りを感じて振り易いんですがちょっと軽く感じ、Xだと重さは重くなるんだけどちょっと先端部分が硬く感じるんですよ。

そんなわけで、Xシャフトを柔らかい方に番手ずらしをしてみたらどうかなぁと思ってるんです。

打ったこともない物にエースアイアンをリシャフトするのは怖いですよねぇ・・・

というわけで、1本だけ試してみました。

bante zurashi (1) bante zurashi (2)

7アイアンの中古品で、同じヘッドを見つけてみました。

1本は、以前から持っている物で、すでにMODUS³ TOUR105のXの7アイアン用が入っています。

今回、もう1本見つけたので6アイアン用のシャフトを入れてみました。

6アイアン用のシャフトの方がファーストステップ(ステップがあるシャフトのヘッドに一番近いステップ)まで長さが長いです。

bante zurashi (3)

ステップの位置を写真で撮ろうとしたんですが、写真では解りづらかったのでシャフトのロゴの部分を撮ってみました。

ヘッドを同じ位置に合わせると、これだけロゴの位置が違います。

ロゴのずれと同じだけファーストステップまでの長さが違うんです。

ということは、先端部分が柔らかくなるということなんでしょうね。

 

 

さて、打った感触ですが、確かに先端部分はノーマル番手より柔らかく感じます。

その分、ちょっと高弾道になりつかまり易くなります。

先端部分が動くので簡単に感じます。

ただ、手元部分の撓りがノーマルとちょっと違うんですよ。

MODUS³ TOUR105は手元部分の撓りを感じますが、柔らかい方に番手をずらしたはずなのに、手元部分は少し硬く感じるんです。

打ち比べると、キックポイントが違う感じがして「違うシャフトなのかな?」と最初は思ったくらい。

重さに関しては、同じヘッドでも同じヘッド重量とは限らないので分からないです。

シャフトを入れる前に、それぞれのヘッド重量を量っておけばよかった・・・

因みに、今回仕上げた2本は同じバランスなんですが、番手をずらした方が3グラム重く4分の1インチくらい長いです。

でも、振ると番手をずらした方が軽く感じるんだよなぁ・・・

手元部分の撓りが小さくなったせいかな?

感覚がおかしくなっちゃったのかも・・・

 

 

いずれにせよ、番手ずらしをしたクラブは思った物とは違う感触だったので、候補から外すよう。

楽に振れて楽にボールが上がるのは良いんですが、予想していたより先端部分の動きが大きくて理想よりつかまりが良すぎてしまうんです。

番手ずらしは、たんに柔らかくなるわけではないんですねぇ。

思い切ってアイアンセット全部を換えてみなくて良かったぁ・・・

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

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