スリクソン Zシリーズアイアンの続きです。
今回はZ725から。
ハーフキャビティで、芯の部分は肉厚になっています。
これなら、打感も損なわれないですね。
構えた感じは、Z925より少しだけグースがありますが
スッキリしていて、とても構えやすいです。
ヘッドは小さめの方なので、難しく感じる方もいるんじゃないかと思いますが
球が上がりやすく、そんなに難しく感じません(簡単というわけではないですが)。
ロフト角が同じ(5アイアンで25°)ブリヂストンのXーBLADE707より
バックスピンが少し多くて、上がりやすいように感じます。
Zシリーズを使用しているツアープロは、Z725が一番多いんじゃないですかね。
構えやすさや打感、球の上がりやすさなど
とてもバランスのとれたクラブだからなのでしょうかね。
続いては、Z525です。
ポケットキャビティなので、他の2種類よりはゴツイ感じはしますが
そんなにゴテゴテしていません。
ですが、しっかりポケットキャビティになっています。
構えた感じは、ポケットキャビティのアイアンにしてはとてもスッキリ。
大きさも、大きく感じません。
他の2種類より、トップブレードが少し厚めですが
ボテッと見えず、むしろミスヒットに強そうに見えて安心感があります。
打った感じですが、ちょっと硬めで弾く感じがあります。
他の2種類と違って、ヘッド本体は軟鉄ですが
フェースには硬い素材が使われているからですね。
ロフト角は立っていて(5アイアンで24°)、フェースの弾きが良いので
結構、飛距離が出ます。
ポケットキャビティなので重心が低く、ロフト角の割には珠は上がりやすいです。
Z725よりはバックスピンは少なめで、球の高さで止めるタイプになるでしょう。
軟鉄の打感には拘らず、ミスヒットに少し寛容なクラブが欲しいけど
まだゼクシオ辺りにはしたくない、なんて方には丁度良いんじゃないでしょうか。
今回は3種類共、それぞれ良い点があってとっても魅力的なクラブ。
僕にとっては、Z925は振りやすさ、Z725はバランスの良さ
Z525はミスヒットの寛容さとカラーリング(サテン)
というところが魅力を感じるポイントですかね。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木