スタッフブログ

テーラーメイド M1ドライバー インプレッション

鈴木です。

 

 

今年もあとわずかです。

今年最後のブログになるかもしれないので、久々にクラブのインプレッションです。

talormade m1 dr (1)

テーラーメイド M1ドライバーです。

発売する前から前評判が良く、ハードヒッターには気になるクラブですよね。

 

 

今回の特徴は、なんといってもクラウンのデザインと素材。

そして、スライド式のウェイトがTの字で動かせるようになったことですね。

クラウン部分はツートンカラー。

talormade m1 dr (7)

黒い部分がメッシュになっています。

talormade m1 dr (6)

黒い部分の素材がカーボンなんですね。

カーボンは軽いので、クラウン部分に軽い素材を使うことで重心を下げることができます。

このツートンカラーは、僕は見た感じは全然気になりませんが、気になる方は違和感が凄くて構えづらいんでしょうねぇ。

もう一つの特徴であるスライド式のウェイトがT字方向に動かせることによって、前作(R15)同様に重心距離が変えられるのはもちろん、重心深度を変えられるようになっています。

これによって、重心を浅くして低スピン弾道にしたり、重心を深くしてボールを上げやすくしたりできます。

 

 

構えた感じですが、左に行かなそうで構えやすい!

オープンフェースに加えて、ライ角がフラット気味に感じます。

僕はオープンフェースが好きなので、これはビシッっと目標に構えやすいんです。

今回も460㏄と430㏄の2種類ですが、2種類共同じように感じます。

ヘッドの大きさの差はしっかり感じ取れます。

talormade m1 dr (17)

左が460で右が430です。

460の方がシャローバックになっていて、少し平べったく感じます。

talormade m1 dr (21)

この向きだとよく分かるかな?

結構違いますよね。

460の方が安心感があり、430の方が弾道をコントロールしやすく見えます。

 

 

さて、打った感じですが、噂通りの低スピン弾道が出ます。

今まで打ったクラブの中でも、トップクラスの低スピンです。

自分のエースドライバーと比較したところ、エースドライバーはだいたい2700回転くらいのバックスピン量ですが、M1は9.5°のノーマルポジションだとほとんど2000回転くらいです。

打ち出し角は13°ちょいなのでそこそこ上がりますが、バックスピン量が少ないぶんちょっと低弾道です。

僕だったらウェイトなどをいじるより、10.5°のヘッドにするかもしれません。

つかまり度合は見た目通り。

やはり左に行きにくく、思い切って振れます。

スライス系が持ち球の方は、ちょっと大変かもしれません。

音に関しては、カーボンクラウンだけに金属音はしませんが、「シュパーン!」というような音で僕は好きです。

打感は柔らかく感じますが、弾きの良さもあり打った感触でも飛んでいるように感じます。

 

 

前評判が高かっただけに期待して打ったんですが、期待通りのクラブ。

左を気にせず振っていけて、低スピン弾道で飛距離性能も高い。

唯一残念な点が、R15はソールのスライドできる部分を外したときに外した部分が重かったんですが、M1は外した部分が軽いんです。

ようは、R15はウェイトを取り外すことができたんですが、M1は取り外すことができません。

talormade r15 weight (2) talormade m1 dr (23)

左がR15で右がM1のウェイトです。

というわけで、長尺にしたときにバランスが出過ぎてしまうんですねぇ。

僕は46.5インチを使っているので、その長さにするとえらいバランスになってしまうんです・・・

ん~、残念!

まぁ、長くなくても飛距離性能は高いので長尺にする必要もないかもしれませんが、長尺は長尺なりに良い点もあるので、ちょっと捨てがたいんですよねぇ。

 

 

今回もヘッドの大きさは2種類ですが、見た目だけでなく振り心地も違いがあります。

R15同様に、460の方がスイング中のフェースの向きが安定していて、ミスショットにも強く安心して振っていけます。

430の良い所は、弾道をコントロールし易い点と、スイング中ヘッドが邪魔に感じないのでスムーズに振っていける点です。

これは僕の独特な感覚かもしれませんが、小さいヘッドより大きいヘッドの方がダウンスイングでヘッドが邪魔に感じてちょっと振りづらいんです。

小さいヘッドはスムーズに振れるので、今でも小さいヘッド(400㏄弱)を使っているんです。

でも、M1だったら460の安心感も捨てがたいですね。

R15もそうでしたが、460の方がミスヒットに強いだけではなく、フェースの向きが安定するということは曲がりづらいということですからね。

これは凄い魅力です。

 

 

ドライバー購入計画はないんですが、購入したくなるくらい良いクラブ。

ただ、ロフト角選びは慎重にしたいところです。

最近は、海外のツアープロでも10.5°を選ぶ選手が出てきています。

ボールも進化していて、ドライバーでは低スピン化してきているので今までよりロフト角の寝たクラブを選んでもおかしくないですからね。

弾道調整機能はあるものの、買う際は必ず試打することをお勧めします。

 

 

さて、今年はこのブログが最後になると思います。

来年もゴルフ道具のことを中心にブログを書いていこうと思いますが、道具のことになると書き出すと長くなるので頻繁には書けないんです・・・

でも、楽しみにしてくださっている方もいるので、来年もいろいろ試打をしまくってネタを増やしたいと思っています。

今後も、お付き合いください。

それでは皆さん、良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

 

関連記事一覧

  1. キャロウェイ BIG BERTHA ALPHA ドライバー
PAGE TOP