鈴木です。
MP-5を打ったからには、これも打たねばなりませんね。
ミズノ MP-55アイアンです。
こちらは、少しポケットが付いたキャビティ構造。
ミズノのMPシリーズの中ではミスヒットに強い構造になっています。
構えた感じは、コンパクトなヘッドでスッキリ構えられます。
グースもなくつかまり過ぎないように見え、構えやすいです。
MP-5はリーディングエッジに少しだけ丸みがありましたが、MP-55はストレート。
僕はそんなにボールを曲げて攻めないので、ストレートの方が構えやすいです。
さて、打った感触ですが「易しいMP」という感じです。
その易しさは、ミスへの寛容性が第一。
ミスヒットしても、そこそこボールも上がりそこそこ距離も出てくれます。
さすがにキャビティ。
マッスルバックより楽です。
このクラブはMP-5よりロフト角は立っているので、距離は出ます。
ロフト角が立っているのにボールも上がるので、この辺も易しいですね。
ボールの上がり方は、打ち出し角が高くなっている感じ。
バックスピン量はMP-5より少ないです。
MP-5とMP-55の試打クラブ(6アイアン)のロフト角の差は2度。
計測器で計ると、丁度その分くらいのバックスピン量の差ですかね。
打感はさすがミズノという感じ。
キャビティの中では、抜群に柔らかい打感です。
ただ、MP-5と比べるとボールが潰れるような感触が手に伝わってくるのは少ないです。
これは仕方がないですよね。
MP-5と比べちゃ悪いな・・・
弾道のコントロールし易さは、曲げようと思うとそこそこ曲がる感じ。
MP-5よりは曲がり幅は少ないですが、球離れが早いわけではないので十分コントロールできます。
そうそう、このクラブも抜けが良いんですよ。
メーカーではルークソールとは謳っていませんが、ラウンドがついているので抜けが良いんですね。
一昔前のMPアイアンと比べると、かなり易しくなった印象。
ボールは上がるし飛距離はでるしミスヒットに強い。
しかも打感は良いし、コントロールもしっかりできる。
ウッドだけでなく、アイアンも進化していますね。
ミズノのアイアンの打感が好きだけどちょっと易しめのアイアンを使いたい方や、ミズノ製品の精度の高いアイアンを使いたいけど易しめの軟鉄アイアンを使いたい方に丁度よさそう。
僕は、ミズノのアイアンのショートアイアンのネックの太さがちょっと気になるんですが、それさえ気にしなければ即買いしたいくらいのアイアンです。
ちょっと欲しくなっちゃったから考えてみようかな・・・
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木