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ナイキ レジンツアーボール シリーズ インプレッション

鈴木です。

 

 

先日、ナイキがクラブとボール事業からの撤退を発表しましたね。

世界のトッププレーヤーが契約しているメーカーですし、以前、僕もクラブを愛用していたこともあるので悲しい限りです。

そんなわけで、ナイキ最後のボールになるのかな。

nike rzn tour 2016 (10)

ナイキ レジンツアーボール シリーズです。

このボールの特徴は、何といってもコアの素材。

レジンというナイキが独自に開発した樹脂をコアに使用しています。

以前からこの素材を使用していますが、今回はそのレジンが柔らかくなったそうです。

このシリーズは、タイトリストV1シリーズと同じく、飛距離性能を重視したモデルとスピン性能を重視したモデルの2種類あります。

 

 

まずは飛距離性能を重視したモデルのレジンツアー ブラックから。

nike rzn tour 2016 (8)

ドライバーショットは、打感は思ったより硬くないです。

ただ、芯を外すと打感が急変して硬さが手に伝わってきます。

あとは、ちょっと軽く感じるかな。

これはコアのレジンが関係しているのかもしれませんね。

弾道は高めです。

ドライバーをM1に換えてから結構低弾道になったんですが、このボールだとしっかり上がります。

肝心の飛距離は、やはり飛んでいるように思います。

普段使っているタイトリストV1と比べると、滞空時間が少し長いかな。

アイアンショットに関しては、これも高弾道です。

スピン量は他のスピン系のボールより若干落ちるように思います。

アプローチも高弾道。

思ったより前じゃなく上にボールが飛ぶので、ちょっとキャリーが出ないかな。

スピン量はやはりちょっと落ちます。

フルショットよりショートアプローチの方がスピン量の少なさを感じます。

パッティングは、距離感に慣れが必要。

思ったより転がらないんです。

ボールの反発力が弱く感じ、ボールの初速が遅いんです。

打感は柔らかいわけではないですが、そんなに硬くは感じません。

 

 

続いて、レジンツアー プラチナムです。

nike rzn tour 2016 (9)

ドライバーショットの打感はブラックに似ていて、軽い感じです。

ブラックより柔らかく感じ、ボールが潰れる感触が手に伝わってきます。

そして芯を外したときは、ブラックより柔らかいですかね。

弾道は、同じく高く上がります。

飛距離性能も、ブラックに負けず劣らず高いように思います。

アイアンショットは、ブラックよりスピン量は多いですね。

アプローチは、ブラックほどではないですが、これも高弾道でキャリーがちょっと出ません。

スピン量は、ブラックよりかかりますが、他のメーカーのスピン系のボールの方がかかる印象。

ただ、弾道が高めなので、ボールの落下地点から止まる地点までの距離は短いです。

そんなわけで、キャリーで落とす位置がつかめれば、十分使えます。

パッティングは、やはりボールが転がらない感じ。

距離感はブラック同様、慣れが必要です。

打感は、ショートパットではブラックより少し芯を感じます。

 

 

コアにレジンを使ったボールの打感は、ちょっと独特。

弾道は総じて高弾道になり、ショートゲームでは距離感の慣れが必要になると思います。

ただ、飛距離性能は高い方だし高弾道が打てるので、そこは魅力です。

でも、もうこのボールの後継作は出ないんですよね・・・

とても残念です。

気に入った方は、買い溜めしないといけませんね。

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

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