鈴木です。
ちょっと気になるウェッジの試打クラブがあったので、借りてきちゃいました。
アキラプロダクツ PROTOTYPE H-858です。
このクラブの特徴は、何と言ってもソール形状。
カービングソールというネーミングで、ソールのヒール側とトゥ側が削り落とされて段になっています。
これによって、フェースを開いた時だけでなく、通常のショットでも地面の抵抗を軽減出来て抜けが良くなっています。
今まで見たことがない形状です。
構えた感じは、ティアドロップ形状の中では割とリーディングエッジが直線的な印象。
同じアキラプロダクツのPROTOTYPE H-158を持っているんですが、それよりもフェースプログレッションが少し少なく、ボールを拾うというよりボールを包み込むようなイメージです。
リーディングエッジの丸みも控えめということもあり、どちらかと言えばフェースを開くよりスクエアに構えた方が合っていそう。
でも、僕は開いて使いたいなぁ・・・
H158と比べるとスクエアに構えた方が合っているというだけで、開きづらいということではないので・・・
慣れれば問題なさそうです。
さて、打った感触ですが、やはり抜けが良い!
ソールが跳ねるより滑る感覚かな。
今までハイバンスの物を多く使用してきたので、この感触は新鮮です。
H858はバンス角が12°あるにもかかわらず、あの独特のカービングソールのおかげで抜けが良いんですね。
抜けが良いぶん、弾道とスピン量が安定している感じがします。
バンス角12°とソール形状のおかげで、バンカーショットではしっかりソールが活きてきます。
アキラプロダクツのPROTOTYPEのウェッジの特徴である打感は、H858も健在です。
なんでも、アキラプロダクツのPROTOTYPEのウェッジは銅下メッキという加工らしく、メッキの下に銅があるのか何かで、打感がとても柔らかいんです。
ボールを一度掴んでから投げるような感触で、ボールがフェースにくっ付いている時間が長く感じ、距離感が出しやすいんです。
ショートアプローチの弾道は、H158よりは低くフォーティーンよりは高い、低中弾道といったところ。
試打クラブはまだ新しいこともあり、スピンは結構かかりました。
グースの度合いやリーディングエッジの形状に慣れたら使えそう。
バンカーショットは楽なのにアプローチでの抜けが良いあのソールは魅力があるなぁ。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木