鈴木です。
現在、発売されている中で気になっているボールで、最後に試したボール。
テーラーメイド TP5 シリーズです。
テーラーメイドの特徴とも言える5ピースのボールです。
今回の特徴は、アイアンショットでの打ち出し角を高くバックスピン量を減らすことで、アイアンショットでの飛距離アップが期待できるというところだそうです。
ボールは2種類。
スピン性能とソフトな打感のボールと、スピン性能と飛距離性能のバランスをとったボールです。
まずは、スピン性能とソフトな打感が売りのTP5から。
第一印象は、打感が柔らかい!
ドライバーからパットまで、全て柔らかいです。
ちょっと芯を感じにくいですが、今までの5ピースの中で一番好感触なボール。
弾道は、ドライバーは中高弾道で意外とスピン量はしっかりある感じ。
サイドスピンもそれなりにかかるので、最近の低スピン弾道が打てるボールよりは曲がりやすい感じです。
ただ、ボール初速が速く、飛距離性能は高いですね。
肝心のアイアンですが、打ち出し角は高めですがバックスピン量はそんなに少なく感じません。
したがって、僕にとってはアイアンショットでの飛距離は伸びてる実感がほとんどなかったです・・・
アプローチは、低弾道で激スピン。
これはタイトリスト PRO V1並み。
パッティングでは、ボールが潰れる感触が分かり好感触。
V1よりは芯を感じとれないですが、潰れる感触が分かればラインに乗せるイメージがつかめるので僕にとってはOKです。
距離感は、ボールが勢いよく飛び出す分オーバー目になるかな。
続いてスピン性能と飛距離性能のバランスをとったTP5xです。
こっちのボールの第一印象は、飛んでそうという感じ。
ボール初速が速いんです。
打感に関しては、芯に当たっていれば柔らかいんですが、芯を外すと結構硬く感じます。
そして、ボールの重さを感じないかな。
ドライバーは高弾道で、TP5同様スピン量は少なくない感じ。
やっぱり、ちょっと曲がりやすいです。
ただ、やはり飛距離性能は高いですね。
これは魅力です。
アイアンでは、このボールの売りが少しだけでたかな。
高弾道で、ちょっとだけ普段より距離が出たかな・・・
アプローチは、TP5より少し高めの弾道で、バックスピンもしっかりかかります。
ただ、ちょっと芯を外したときにポカーンと高く上がって飛ばない球が出る可能性があります。
この辺の傾向はSRIXON Z-STAR XVに似てるように思います。
パッティングは、ボールが潰れる感触がちょっと分かりづらく、潰れきる前に勢いよく転がり始める感じ。
ぴったりタッチで打つ僕にとっては、ラインに乗る前にボールが前に転がっていってしまう感触なのでちょっと使いづらいですが、曲がる前に入れるようなタッチの方はラインに乗せやすいのかもしれませんね。
2種類共、飛距離性能は高く感じます。
TP5の方は、打感はトップクラスの柔らかさなのに飛距離性能も高いなんて凄いですよね。
僕にとっては、パッティングでの感触が好感触だったのでTP5はエースボール候補です。
曲がりやすいのが玉に瑕ですが、それを補うだけの魅力があるんですよ。
曲がりやすいと言っても、打った感触通りの弾道になっているという程度ですよ。
「しまった!左に飛んだ!」と感じたショットが、「やっぱりあのくらい左に飛んだか・・・」という感じ。
最近の低スピン弾道になるボールだと「しまった!左に飛んだ!」と感じても、「あのくらいで助かったか・・・」という曲がり度合なので、それに比べれば曲がりやすく感じちゃうんですよねぇ。
それでも使いたくなるようなボールです。
5ピースにはことごとく裏切られてきましたが、今回は良いかも・・・
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木