鈴木です。
久々にクラブのインプレッションです。
プロアマ問わず人気のドライバー。
テーラーメイド M3 460 ドライバーです。
今回の特徴は、なんといってもツイストフェース。
こんなに極端ではないですが、フェースを捻じっているように作ってあり、芯を外したときの弾道に影響があるようです。
ヒール側のロフト角を立てトゥ側のロフト角を寝かせているようで、芯を外しても曲がりにくく飛距離が落ちにくいようになっています。
そして、ハンマーヘッドというテクノロジーによって反発力がアップを実現。
もう一つは、Tトラック・システムがYトラック・システムに変更になったこと。
今回は、重心深度を変えることに重点を置いたようですね。
さて、構えた感じですが、M1より小振りに見えます。
小さいヘッドが好きな僕としては、ばっちりストライクゾーン。
そして、M1より少しオープンフェースの度合いが弱くなりつかまりやすく見えます。
その辺はM1の方が好きかな・・・
同じ時期に出たM4よりリーディングエッジが出ていて、M3の方が上がりやすく見えます。
つかまりやすく上がりやすく見えるので、少し易しさがアップしたように見えるんですね。
クラウン部分の今まで白だった部分はシルバーになりましたが、これは好みが分かれそう。
僕は気になりませんが・・・
そういえば、ツイストフェースの捻じれは見た目は全然わかりません。
他のクラブと比較しても分からないくらいなので、全く気にならないです。
で、打った感触ですが「たしかに曲がりにくい!」というのが第一印象。
「あっ!しまった!」というあたりが「あ~、あの辺りまでですんだかぁ・・・」という感じ。
ツイストフェースの恩恵は結構あるように感じますね。
そして、反発力もしっかり増しています。
なにせ、長尺仕様にしているM1とノーマルの長さのM3の初速がほとんど変わらないくらい。
ハンマーヘッドの効果もしっかり出ているようです。
相変わらずバックスピン量は少ないので、飛距離性能は高いですね。
つかまる度合いや弾道の高さなどはYトラックで変わりますが、標準的なウェイトポジションだと、M1より少し上がりやすく少しつかまりやすく感じます。
この辺は、見た目通りの弾道といったところでしょうか。
とはいえ、基本的にはしっかりボールが上げられつかまえることができる方じゃないと、良さが発揮しづらいですね。
打感は少し柔らかくなり、ボールが吸いつく感じが手に残ります。
打音はパコーンというような独特な音。
僕の周りでは、打音に関してはあまり評判は良くなかったかな・・・
見た目と音は好みが分かれますが、性能は凄く進化していますね。
もちろん、打点がずれた時には曲がり幅が減りますが、インパクトのフェースの向きや軌道がずれた時は曲がりますよ。
しかし、「飛んで曲がらないクラブ」にだんだん近づいているように思います。
欲しいですねぇ・・・
僕が使うとしたら、10.5°のヘッドでロフト角を一つ立てたポジションかな。
その方がフェースの向きがオープンになって構えやすいんです。
ライ角が少しアップライトになるけど、今のクラブより短いから問題なし。
あっ、そうそう、もちろんM3もソールのウェイトが外せるので、長尺仕様にもできます。
Yトラックのドローポジション側からウェイトが外せます。
しかし、なぜかM3は長尺にした時にアップライトに感じたんです。
ヘッドの投影面積がM1より小さいことも相まって、長尺にすると構えづらく打ちづらかったんです。
M3だったらノーマルの長さが一番良さそう。
今は買う予定はないけど、安くなるようだったら買っちゃうかも・・・
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木