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フォーティーン RM‐22 インプレッション

鈴木です。

 

 

珍しく近くのショップにウェッジの試打クラブがあったので、借りてきちゃいました。

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フォーティーン RM‐22です。

以前からウェッジは新調しようと思っていたので、出たばかりですが思わず拝借。

このクラブの特徴として、リバースマッスルブレードというフェースの上の方を肉厚にした構造になっています。

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この構造で、重心の位置を高くして重心より下でヒットしてバックスピンがかかりやすくなるようになっています。

今回のモデルは、もう一種類ミドルマッスルブレードという呼び名の構造のモデルもあるんですが、試打クラブが無かったので画像がないんです。

ミドルマッスルブレードは、トゥ側‣ヒール側よりもセンター部分を肉厚にしてあるそうです。

そういえば、重心の位置を高くする工夫としてネックが長いのもRMシリーズの特徴ですね。

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このクラブというよりフォーティーンのウェッジの特徴として、素材が軟鉄ではなくニッケルクロモリブデン鋼という物を使っています。

この素材は、摩耗しにくく溝がなくなりにくいんです。

10年くらい前(角溝時代)にフォーティーンのウェッジを使っていましたが、そのウェッジの打感は硬かったんです。

しかし、このクラブの前のモデル(RM‐21)から、打感が格段に柔らかくなった気がします。

同じ硬めの素材でも変わるんですね。

さて、このクラブの特徴に戻りますが、ソール形状が3種類あります。

1種類は主にフルショットで使用する41°・44°・47°のロフト角に採用されたレギュラー・ソール

そして、もう2種類は今回の売りであるリッジ・ソールデルタ・ソールです。

リッジ・ソールは、ソールのリーディングエッジ寄りに尾根を持たせ、クラブが地面に刺さらずに抜けやすくなっています。

デルタ・ソールは、ソールのヒール後方を大きく斜めにカットしてあり、フェースを開いてもリーディングエッジが地面から浮きにくくいろいろなテクニックを活かせるようになっています。

リッジ・ソール50°・52°・54°・56°・58°で、デルタ・ソール56°・58°・60°のみの設定になります。

試打クラブはリッジ・ソールだったので、ロフト角58°でバンス角のモデル。

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メーカーによってバンス角の計り方が違うのか、同じバンス角でもボーケイウェッジよりバンスが効いていない気がします。

フェースを開いてもリーディングエッジが浮かずに、ボールの下に綺麗にヘッドを入れられそうに見えます。

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形状は、ボーケイウェッジよりヒール側が高くフェースが少し大きく見えます。

グースは無くストレートネックで、リーディングエッジは少しだけ丸みがあります。

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結構好きなエッジです。

ボーケイウェッジより少しライ角がフラットに感じます。

この辺もメーカーによって計り方が違うんでしょうね。

先にも触れましたが、フォーティーンのウェッジの素材はニッケルクロモリブデン鋼

この素材は硬いので、ライ角調整等はあまり出来ないみたいです。

メーカーさんに聞いたところ、なら変えられるとのこと。

僕が使うなら、アップライトにするだろうなぁ。

 

 

さて、打った感覚ですが「欲しいっ!」というのが第一印象。

打音がちょっと硬い音がするので、ボールがフェースに当たった瞬間は打感が硬く感じるんですが、ボールがフェースにくっついている時間はしっかりあるので弾道をコントロールしやすいです。

しっかりフェースにボールが乗っかっていて、打った後は打感が柔らかく感じるんです。

弾道は低弾道。

で、バックスピンはしっかりかかります。

この辺は、以前使っていたフォーティーンのイメージと同じです。

ソール形状も影響があると思いますが、バンス角がで抜けが良いです。

ちょっと薄めのライでフェースを開いても、ソールが跳ねずにスパッとボールの下にエッジが入ります。

ただ、バンス角が大きいウェッジに慣れている方は抜けが良すぎてちょっとショートすることがあるかもしれませんね。

 

 

僕はフェースを開いて使うことが多いので、買うとしたらデルタ・ソールの方になるかな。

結構、気に入ってます。

お買い上げかも・・・

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

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