鈴木です。
今年はドライバーの当たり年と言われています。
その中でも評判の良いクラブ。
ミズノ MP TYPE-1 ドライバーです。
開発に2年半の年月を費やしてできたクラブだそうです。
構えた感じですが、ちょっとフックフェース気味かな?という感じです。
このクラブはロフト角が7.5°から11.5°まで変えられるんですが、合わせたロフト角によってフェースの向きがちょっと変わるようです。
僕が合わせたのは10.5°。
10.5°に合わせた時にシャフトのラベルが正面にきてたので、ここを基準にしてみました。
そんなわけで10.5°にセットすると、ちょっとフックフェースに見えます。
9.5°にセットすると少し和らぎます。
体積は435㏄なので、コンパクトですっきりしていて構えやすいです。
いかにも弾道をコントロールするぞっという感じですね。
体積の問題だけでなく、フェースやバックフェース側の厚みもあるので、それもコンパクトに見える要因ですね。
セットしたロフト角(10.5°)よりもロフト角が寝て見えるので、上がりそうな安心感があります。
一緒に打ったMP TYPE-2 ドライバーよりもフェース面はよく見えますね。
さて、打った感触ですが「打感が物凄く柔らかいっ」というのが第一印象。
ミズノはアイアンの打感は柔らかくて有名ですが、このドライバーの打感も柔らかくて物凄く良いです。
ボールがフェースに吸い付いてから勢いよく離れていくような感じです。
一緒に打ったMP TYPE-2 ドライバーも打感は良かったんですが、こちらの方がもっと良いですね。
なんでも、MP TYPE-2 ドライバーよりヘッドが小さいので、強度を保つためにフェース面を少し厚めにしてあるんだとか。
そしてビックリしたのが、打感が柔らかいにも関わらずボール初速がかなり速いこと。
ボール初速が速くて有名なキャロウェイゴルフのGBB EPIC ドライバーと変わりないくらいの初速が出ます。
バックスピン量も少ないので、飛距離性能は抜群です。
打ち出し角は、10.5°にしては低め。
ただ、フェースの上の方に当たると急に弾道が高くなり、下の方に当たると低くなります。
その差は大きい方かな。
つかまりに関しては、すこぶる良いです。
ドローヒッターの僕が打つと、思ったより左に行くので若干怖さがあります。
何球か打つと良いドローが打てるんですが、ちょっとミスをすると左に大きく曲がっていくので、ちょっと神経を使いますね。
ただ、フェードを打とうと思えば簡単にフェードが打てて、しかも曲がり幅のコントロールがしやすい。
やはりコントロール性は抜群ですね。
ヘッドが小さいので安定感は期待してはいけないですが、飛距離性能とコントロール性能は抜群。
しかも打感も抜群。
最近のドライバーは、芯を外してもボール初速が落ちにくくそこそこ飛ぶクラブが多いです。
このクラブもその類のクラブですが、ただ芯を外したときの弾道は比較的大きく変わる方です。
さすがに簡単なクラブとは言えませんが、そんなに難しさも感じません。
つかまり具合を上手くコントロールできれば、とてつもなく良いクラブになりますね。
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木