鈴木です。
ちょっとコンパクトなヘッドのドライバーが打ってみたかったので借りてみました。
テーラーメイド M1 440 ドライバーです。
その名の通りヘッド体積は440ccなので、ちょっとコンパクト。
同じM1の460と比べると・・・
一目瞭然ですが、右が440です。
20cc以上の差に見えます。
コンパクトなヘッドは振っていてヘッドが邪魔に感じないところが好きな点。
構えた感じですが、やはりコンパクトなヘッドらしく、スッキリしています。
オープンフェースで左が怖く見えないところも好み。
ライ角がフラットなのでこれも左が怖く見えない所ですが、僕は少しアップライトの方が構えやすいで、ちょっとだけマイナスポイントかな。
さて、打った感触ですが、460よりも低スピン弾道で飛ばせそう!
同じロフト角9.5°で打ったんですが、あきらかに440の方がバックスピン量が少ない。
ネックのカチャカチャ機能でロフト角を2段階寝かせて丁度良い弾道になるくらいです。
そして、基本的には460よりつからまらない。
ただし、つかまえようとすれば結構簡単につかまえられます。
そう、弾道がコントロールし易いんです!
ドローヒッターの僕がフェードを打つのに、打ち出し方向と曲がり幅をコントロールすることが比較的簡単なんです。
振っていてヘッドの位置とフェースの向きを感じやすいんですよ。
しかも、コンパクトヘッドなのでスイング中ヘッドが邪魔に感じない。
打っていてストレスを感じないクラブという感じかな。
ある程度芯でヒットする自信がある方は440も試してみたいところですね。
まぁ、ヘッドが小さくてもミスヒット時にそんなに飛距離が落ちないのが最近のコンパクトヘッドなので、そんなに難しく感じないと思います。
ただ、上がりづらいのは頭に入れておかないとダメですね。
440と460を比較して440の方が難しく感じる点は、弾道の安定度ですかね。
440は460に比べるとフェースの向きがちょっと機敏に変わる方なので、調子が悪いときは安定感は望めないです。
この辺は、重心距離や重心深度が関わっているんでしょう。
そういえば、ロフト角10.5°はカスタムメイドクラブなので試打クラブがなかなか無いんですよ。
その辺のショップで買うには、10.5°だと試さずにチャレンジするようかな・・・
そうそう、打感は460より柔らかいんですよ。
ここまで読むと良い点が多いと思いますが、ちょっと気になる点が一つ。
個人差やシャフトによるとは思いますが、このヘッドを打った直後にアイアンを打つと、アイアンが異様に重く感じるんです。
460はそんなことはなく、むしろアイアンが凄く打ちやすく感じるんです。
理由は何でしょうかねぇ?
重心位置?
ドライバー単体で考えると凄く欲しいクラブだけど、セットの中の1本と考えると悩むところです・・・
座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木