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三菱ケミカル TENSEI CK Pro Orange インプレッション

鈴木です。

 

 

久しぶりにシャフトのインプレッションです。

三菱ケミカル TENSEI CK Pro Orangeです。

日本のシャフトメーカーの物ですが、海外で先に発売されていたシャフト。

結構人気があるシャフトのようです。

 

 

このシャフトの特徴は、カウンターバランス設計になっているところ。

手元側にタングステンプリプレグシートというものを配置しているらしく、手元側の重量が重くなっています。

カウンターバランスとは、手元側の重量をアップさせバランスを軽くしている設計にしていること。

シャフトの長さを変えずにバランスを軽くしたり、逆にバランスを変えずにシャフトを長くしたりすることができます。

あっ、重いヘッドに入れるのもいいですね。

 

 

まずワッグルしてみると、結構しっかりしたシャフトに感じます。

あまり撓らない・・・

それと、グリップの右手部分が太く、テーパー度合いが少ないシャフトですね。

僕はテーパーがもう少しあった方が好きなので、もし使うならグリップを挿すときに細く仕上がるグリップに左手部分を少し太くしていくようかな。

 

さて打った感触ですが、「カウンターバランスで軽快に振りぬける」という印象です。

メーカーの狙い通り、ヘッドが軽く感じ気持ちよく振りぬけます。

撓るポイントは手元調子になっていますが、グリップの辺りは少ししなりにくいかな。

手元側に配置してあるタングステンプリプレグシートの分かもしれませんが、グリップの少し下あたりが少し撓る感じがします。

ワッグルで感じたしっかり感は振っても同じで、軽く振るとかなり撓りが少なく、このシャフトの良さが発揮しづらいですね。

僕は軽く打つと、切り返しで撓らせることができず、インパクトでヘッドが少し戻ってきて左に飛び出しちゃいました。

スピードを上げると切り返しで小さめに撓ってくれます。

すると左には行きづらいシャフトに変わって、気持ちよく振っていけます。

シャフトのセンター部分がかなり硬く、鞭のような撓りではなくバネのようにピンとした感じ。

先端部分も硬く、左には行きづらいのは僕にとってありがたいです。

弾道は吹け上がらず左に行きづらい・・・

どうぞ、振ってくださいっ!ていうようなシャフトかな。

 

 

僕はカウンターバランスのシャフトは基本的にはあまり好きではないんですが、このシャフトは別。

グリップ側が重く感じるよりヘッドが軽く感じる感覚の方が強いので、振りやすいんです。

ちょっと値段は高いんですが、結構魅力があるシャフトです。

 

 

 

 

座間地区ゴルフスクール・茅ヶ崎地区ゴルフスクール担当 鈴木

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